信濃三十三番札所巡り 第6番観竜寺(かんりゅうじ)
第6番の観竜寺は千曲市の森大峯という所にあります。あんずの里として知られる森の農道をたどった先の高台にあって、あんずの花の咲く季節には美しい眺めが広がるそうです。
寺は平安時代の創建と伝えられており、山門の左右に増長天・広目天が守護役をつとめる二天門、正面観音堂には藤原時代中期の作といわれる本尊木造千手観音座像をはじめとした諸仏が安置されているそうです。残念ながらご本尊を見ることは叶いませんでした。
昭和50年代から寺に住職が住んでいない”無住”となったようですが、地元の信徒が今も大切に寺を守っています。
階段を上り切った先にある山門をくぐると本堂が見えます。
境内はきれいに手入れがされています。